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ぺぱむらオススメの紙雑貨のいろいろ

包み紙

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かなり前からなんとなく思ってはいたけれど、やはり紙が使われることがだいぶ減ってきているなぁと思う。便利になってもっと使い勝手の良い物が出来て、そちらを使われるようになっていくのは世の中が進化している証拠だし、それは紙だけでなく、いろいろな物がそうなっていっているから仕方がないのだろう。とはいえ新しい物に変わるまでの間にいろいろな事があり、その時は気にも留めない日常の一コマ的ななんでもない事だと思っていた事が、なぜか思い出されてなんだか惜しいなぁと思うことがある。

お店でもらった紙袋を溜めている人は多いと思うけれど、ウチでもやはり溜めていて、前は包み紙も溜めていた。それを本のカバーや箱に貼ったり、ラッピング用にして使う。ブックカバーにする時には柄のよいところを出るようにしてみたり、話の内容によって明るい色とか暗い色とかにしてみたりと考えて使う。子供の時はラッピングといってもそういう包み紙やリボンのきれいなところをどうやったら上手く出来るのか工夫して使っていた。だから大きなサイズの包み紙は貴重なのだがあまりないし、大きくてもデザインが良くないといけない。小さくてもデザインが好きなモノは大事にするし好きだから使えない。そうやって考えたり、集まった紙包みを見るのは楽しかった。

今は包み紙があまり使われなくなった。ビニールやOPPなどがあるからお店でも紙でクルクル包むより食べ物なら汁気がでないし、雨の日でも濡れないし、プレゼントも箱に紙包みより袋物(紙製もいっぱいあるけど)でかわいいのが出来る。ケーキも箱に掛け紙ではなく箱のみでステキなデザインの包装だ。どれも便利になったりかわいくなったりと良くなっているのだろうけど、紙包みがたくさんあって楽しめたことが今は出来ないのがちょっとさみしい。

しかし引越しなどの思い切った片付けの時に、思い切って捨ててしまい徐々に減って、今は残ってない。その程度と言われればそれまでだけれど、思い出すと惜しい気がする。

今は包み紙もいろんなのが売っているではないか。外国製のも昔の物だって。好きなのを買って集めればと思われるかもしれないけど、買うのではなく包み紙の方が自分のところにやって来た中でいろいろするのが良いのだ。

その時は当たり前すぎて気づかなかったけど、今となると良かったなとか楽しかったなという事はたくさんあるような気がする。変わって行くことが良いとか悪いとかではなく、たんなる思い出話として懐かしんでみたい。また何か紙にまつわるいろいろを、UPするので気が向いたら読んでみて下さい。

 

 

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